アドニス・オンラインショップ
2017年11月20日(月)
こんばんは。
星野です。

今回はマザーズリュックのフォルム。形についてお話したいと思います。
このリュック。
「大きい!」
と思われる方も大勢いらっしゃると思いますが、
実は明確なコンセプトがあります。
それは、
「いつでもどこでも、これ一つで出かけられる」
というものです。

0歳の時から、自分の荷物を自分で持ち運べるくらいに成長するまでの間、
ママやパパがずっと使えるリュックを作りたい。

と考え、このリュックの容量を
「ママとベビー(orキッズ)が一泊の予定で帰省できる」
くらいの大きさを想定し、設計しました。


余談ですがw
星野家では大体3ヶ月に1回ほど、連休を利用して
おじいちゃんやおばあちゃんに息子の顔を見てもらう&ママの骨休め
&おもちゃを買ってもらうw
という理由でママの実家へ1泊旅行に出かけています。
(お父さんは掃除洗濯などのノルマ付きで自宅待機ですw)
冬場はかなりパンパンになってしまいますが
ちゃんと入ります。


ただ、
それだけの荷物が入るリュックを普通に設計してしまうと
本当に大きいだけのリュックになってしまいますので
少し工夫をしています。

デザインに関しては上村若菜さんの監修の下、開発をしましたが
造りに関しては私の担当。
無い頭をフル回転させて考えましたw


唐突ですがw
登山用のリュックの形状として、昔からある形の一つに
「ティアドロップ型」
というのがあります。
その名の通り「涙」の形ですね。
この形は、中に入れた荷物が安定しやすいリュックの形状として
定評があります。
最近は逆台形や四角の形状も増えていますが
昔はこのティアドロップ型が主流でした。

そこで、

デザインコンセプトとして掲げた
「シンプルで持ちやすいデザイン」
と、サイズコンセプトとして掲げた
「いつでもどこでも、これ一つで出かけられる」
を両立させるためにティアドロップ型を採用。
上村若菜さんのデザインと融合させたのが
この商品です。

写真は、
左が荷物をパンパンに入れた状態。
右が荷物を最低限入れた状態です。

お分かり頂けますでしょうか。

同タイプのリュックと比べて、背面の形状を
上に向かって極端に細くしています。
もしお手元に別のリュックがありましたら、比較して頂けると
その違いがお分かり頂けると思います。

こうすることで、荷物が入っていない時も、できるだけ小さく見えるように。
荷物を多く入れた時にもフォルムが出来るだけシャープに見えるよう工夫しました。

上部を細くすることで、荷重が背負いストラップの付け根に集中しやすいようにして、
背負った際に、よりティアドロップ型になるように設計しました。

常日頃、リュックに限らずバッグは荷物を入れた時に
その価値が求められると考え、それを理想として
企画開発しているので、
この商品も同様に考えました。


当時、同型によるサイズ展開は考えておりませんでしたので
1サイズで、たくさんのママたちに使いやすいリュックとは?
を真剣に考えて作った今回のマザーズリュック。

ぜひ、一度お試しください。


0 0

コメント(0件)

コメントを書くには: または してください。
テーマ  使い方
 
最新のblog